三助堂鍼療院

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「エイリアン: コヴェナント」観てきました【追記有9/19】

昨夜
雨の中行ってきましたよ映画館に。

楽しみでしょうがなかった今作。

久しぶりの映画館だし、ワクワクでした^^


で、感想はというと…

うーん、完全に

マニア向け作品でした。

前作「プロメテウス」よりファンサービスに徹底してました。

ファンとしては嬉しいけど、一般受けはしないと思います。

北米では興行収入的に大失敗だったよう…。


ま、僕は凄く楽しめましたけど^^

まだまだ続くみたいなので、

リドリー、どうか長生きしてくださ~い!




で、以下ネタバレ有り感想です。

まだ観てない人、これから観ようと思っている人は観ないでくださいね。

観た後に読むと楽しめる内容になっていると思います^^



































































前作とのつながり

今作は「プロメテウス」の続編。

前作のラストで生き延びたショウ博士とデヴィッドは、異星人「エンジニア」の母星を目指して宇宙船で向かう。

地球からはるか離れた宇宙に残されたけど、凄く希望に満ちたラストでした。

前作での謎「エンジニアとは」「なぜエンジニアは人間を作りそれを滅ぼそうとしたのか」その謎がどう解明されるのかが楽しみでした。

しかし、なんとデヴィットはショウ博士をコールドスリープさせ母星に到着した際に彼らが作り出した黒い液体状の生物兵器を宇宙船から大量にばら撒き、エンジニアの住民たちを全滅させてしまう。

それじゃ前作の謎が解けないじゃーん!


今作からデヴィットが主人公に

彼がどう考え、何をしようとしているのか、その軌跡を追う物語です。

自分が誕生した時に父であるピーター・ウェイランドとの会話で「自分の創造主である人間は、その創造主を知らない」ということを知り、そして人間はいずれ死ぬが自分はずっと生き続けることを自覚する。

前作で見られたデヴィットの暴走(人間に黒い液体を飲ます)は社の命令からくるものと思ってましたが、単純に自分の創造主である人間にもわからないことに対する好奇心からだったんですね。

そして前作で父であるピーター・ウェイランドの死をまじかで観て、その疑問を解くために自我に目覚めたのでしょうか。

滅びゆく脆い人間、そしてそれを産んだ凶暴でコントロール不能のエンジニア。

神(自分の創造主である人間)に使えることより、地獄(新たなる生命体)の支配者(創造主)になることを選んだデヴィット。

エンジニアの建築物跡に作った研究施設で遺伝子操作を繰り返し、滅びゆく人類に代わる「完璧な生命体」を生み出すために黒い液体をベースとして研究しはじめる。

やがてショウ博士の身体をも利用しそれを宿主としてエイリアン(フェイスハガー)を創造する。

そしてデヴィッドは意図的に信号を発信し、さらなる実験対象となる生身の人間が訪れることを待っていた。


今回のテーマは

前作のテーマはプロメテウスの神話でした。

人間に火を与えたことで神(ゼウス)の怒りにふれ張り付けの刑となるプロメテウス。

前作ではその意味するところが解りませんでしたが、今作を観て思ったのは

人間(アンドロイド)に火(創造力)を与えたことで神(エンジニア)の怒りにふれたプロメテウス(人間)。

という感じになるのではないでしょうか。

元々今作のタイトルは「Alien:Paradise Lost(失楽園)」で、この「失楽園」というのは旧約聖書の「創世記」に由来する物語。

この物語では神に反抗する者たちが描かれており、前作と本作はこの「失楽園」をモチーフにしたと言われています。

まさに前作と今作とでデヴィット(アンドロイド)はその創造力をもって、黒い液体を使って人間(創造主)やエンジニア(人間の創造主)に反抗しまくってます。

その他、ノアの箱舟(コヴェナント号のクルーは全員カップル)、ダビデ王(デヴィットの名前はダビデ像からとっている)、ワーグナーが作った神話歌劇など様々な宗教的かつ神話的要素が取り込まれています。

奥が深い話です…。

それらをモチーフに展開し、リドリーらしい映像美とファンサービス(エイリアンに襲われる)で作られたのが今作になります。


今作でも深まる謎

さて、ここからは謎を追っていきしょう。

まず、前作「プロメテウス」同様今作も突っ込み所謎が多すぎます。

色々なブログやレビューで散々言われていることは割愛します。


タイトル、本当にそれで良かったの?

エイリアンって言葉使わないで「Paradise Lost」とか「プロメテウス2:コヴェナント」の方が良くない?

主軸は神話をモチーフにした話なんだから、サブ的要素のファンサービスの部分をタイトルにしちゃうと主軸がぼけちゃうと思う。

エンジニアの星がしょぼい

地球に人類が生まれる前から存在するエンジニアなのにその母星にエンジニアの人工少なすぎない?

もっと広大な都市があるべきじゃない?

あのキノコいらなくない?

黒い液体は植物以外の生命体に作用するって作中で言っているのになんでキノコ(?)にも作用しているの?

それだったら森中の植物にももっと変化あるべきだと思う。

死骸の謎

ラボにある絵を見ると昆虫らしき生物もいるみたいなんだけど、それら昆虫や小動物にも黒い液体が作用したならばなんでその死骸が全くないの?

森にいくつかあっても良かったと思う。

あと、前作と今作を繋ぐ映像で黒い液体を撒かれたエンジニアからネオモーフ(白いエイリアン)が飛び出てたけど、あれだけの人数のエンジニアからそれぞれ産まれたネオモーフはいったいどこへ?



黒い液体の作用が変わってるぞい!

前作では黒い液体はそれを取り入れた生物が遺伝子変換を起こし攻撃的な違う生命体に代わっていただけだった。感染者とセックスをしたショウ博士の卵巣にさらに寄生してフェイスハガーが体内で育ち産まれることに。そのフェイスハガーがエンジニアの体内に種を入れて初めてエイリアンの亜成体が腹を破り産まれるはず。

なのになんで黒い液体を浴びたエンジニアはいきなりエイリアン(ネオモーフ)を体内から生み出してるの?

キノコの胞子に寄生された人間もいきなりエイリアン(ネオモーフ)を生み出してるし。

新旧アンドロイド対決

新型アンドロイドのウォルターは自己再生能力が有り傷を修復出来るが、旧型のデヴィットはそれが出来ない。

デヴィットはダニエルズとの格闘で喉に釘を刺されたはずなのにどうやってその傷を消したの?

この突っ込みはこの脚本の酷さにも関係します。

自分と瓜二つのウォルターが現れて、デヴィットは髪を切ります。ここでデヴィットがウォルターに成りすまそうとしているのは明白です。そしてそれが予想通り起こり、成りすましたデヴィットはコヴェナント号を乗っ取るのです。

なんの捻りもないのです。

折角自己修復能力の違いやデヴィットに出来た釘の傷という布石が出てくるのに全く生かされてません。


もし自分だったら…


母船に戻ったダニエルズが腕や顔に着いた傷に処置しているウォルター(に成りすましたデヴィット)に近づくシーンがあるのですが、ここでダニエルズにかすかな不信感を出させます。

そしてウォルター(デヴィット)の顎を持ち上げるようにして自分が刺した傷があるかどうか見る場面を加えます。

見てみたものの傷は無い。

不信感も取れて安心して助けてくれたお礼を言います。

でラストシーン。

ダニエルズがコールドスリープで寝る寸前、自分の言っている話が通じないウォルター(デヴィット)に驚いていると、おもむろに顎に張っていた皮膚によく似た修復テープを剥がすデヴィット。

それを見て発狂するダニエルズ。

でも時すでに遅し麻酔で眠ってしまう…。

ってパターンの方が絶対良かったと思います。


続きが気になります

次作はなんと「プロメテウス」とこの「エイリアン:コヴェナント」の間の話になる予定だそうです。

どんな話になるのか全く想像できません。


しかし、この後はどうやって「エイリアン1」に繋げるんだろう?

「エイリアン1」ではエンジニアが操縦する沢山のフェイスハガーの卵を乗せた宇宙船が出てきます。

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eiri05.jpg

どこかに沢山の卵を運ぶ途中に墜落した感じなんですけど…。

エンジニアは絶滅しちゃってるようだし、フェイスハガーを作れるデヴィットは当初の目的地オルガエ6に向けてコヴェナント号で旅立っちゃったし…。

因みにラストで吐き出したフェイスハガーの卵は2個。

きっとつがいなんでしょう、ノアの箱舟らしく。

僕が想像するに…

プロメテウスの神話の配役が僕の想像通りだったらデヴィットは神(エンジニア)の裁きを受けるのではないでしょうか。

どこかで生き残っていたエンジニアがデヴィットが民を皆殺しにしたことを知り、彼を追ってあのU字型の宇宙船でオリガエ6に向かい、そこで2000人の入植者を使って大量にエイリアンを生み出していたデヴィットを殺し、その卵を盗み出して帰還途中で何らかのトラブルで墜落…。

て感じになるのかなぁ…。





長文失礼いたしました。
  1. 2017/09/17(日) 12:45:58|
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